神奈川県内某市の住宅街にある、カー用品ネットショップ様を訪問させていただいたのは、暑い夏のことでした。

爽やかな若手社長様は、カー用品販売の会社を退職し、独立して自らカー用品販売店を立ちあげたばかりでした。

「このブランドに惚れ込んでいます。”業界”では多くのかたが知っていますが、これを一般のかたにも広く知っていただきたいんです」

社長様は情熱を持ってお話しくださいました。

既にネットショップは立ちあげていて、また数年前からブログも利用していました。Webツールの利用状況としては望ましい状況と思えました。

当初は、このカー用品ネットショップの「検索エンジン対策」についてのご相談を希望されていました。

これはホームページコンサルティング実務上よくあることですが、ご相談者様が仰る与件(抱えているとご自身で思っている「現状の課題とその解」)と、「本当の意味での課題」が違うことがあります。

このケースも、当初はネットショップの「検索エンジン対策」について教えてほしい、というお悩みから始まったホームページコンサルティングですが、もっと本質的には、

  • プロ用商品をいかに一般人(プロではない、素人)に伝えるか?

という点が最大の課題であるように思いました。

事実、運営されているカー用品ネットショップは「玄人」にしか分からないような言葉で説明されていました。玄人にしか分からないような言葉で説明されたネットショップで、「一般の人に、もっと多く買っていただきたい」というのがご要望でした。

もちろん、枝葉の戦術部分で「検索エンジン対策」の考えかたと施策は重要です。ただし本件では、ホームページの「接客」部分(Web接客)に重点を置いてご説明、ご提案をさせていただきました。

  • トップページで「プロ向け(施工業者様向け)」「一般のお客様向け」と、入口を分ける
  • 「初めてのかたへ」という、特に一般のお客様向けの案内ページを作る
  • 現実的に、プロ(施工業者)だけでなく一般のお客様も買っていただいている様子をエピソードとして描く
  • 用語の説明ページを作る、商品の選びかたの説明ページを作る、など、敷居を下げるコンテンツを設置する

概ね、このようなご提案をさせていただき、第1回目の対面コンサルティング(2時間)は終了しました。

若き経営者様はノートにびっしりとメモを取り、「さっそく実践します!」と元気にお話ししてくださいました。

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