とあるクリエイター様からネット販売のご相談を頂いたのは、まだ寒い2月のことでした。

「自分が描いた絵を多くのかたに購入してほしい。病院、レストランや一般家庭など、幅広く買っていただけると思うんです。」

そのかたの絵は独特の世界観があり、また数々の入賞も果たしています。国内はもとより、海外でも有名なかたです。

まずはWeb活用の全体像をご説明しながら、「ネット販売」のことについて慎重に議論を進めました。

ネット販売=ショッピングモールに出店すること、と思い込んでいるかたは少なくありません。
しかし、ネット販売とは「ネットを介して(きっかけとして)お買い求めいただくこと」に他なりませんから、以下のようなこと全てが、中小企業様のWeb活用実務における「ネット販売」になるものと、ホームページコンサルタント永友事務所では考えています。

  1. ショッピングモールに出店する
  2. 自社でショッピングサイト(ECサイト)を作る
  3. ホームページで商品を掲示して、FAXで注文を受ける
  4. ホームページで商品を掲示して、電話で注文を受ける
  5. ホームページで商品を掲示して、メールで注文を受ける

90分ほどじっくりとお話しした結果、このクリエイター様にとっては「メールで注文を受ける」ことがベストであるという結論になりました。

クリエイター様は、「ネット販売は自分ではできないもの、あるいは高額な準備費用がかかるものと思っていましたが、メールで注文を受ける方法は自分では思いつきませんでした。前向きにやっていけそうです」と、明るい表情でお話をされました。

「ネット販売ですね。はい、では●●にしましょう」という短絡的な導き方ではなく、その事業者様のビジネスの内部・外部環境、強みと脅威、ウリや人材、経営者様の想い、お客様像、売れ筋の商品と売っていきたい商品、ホームページは内製するか外注するかなどによって、最適解は違ってくるわけですから、ホームページコンサルティングではじっくりとお話をしたいと思っています。

現在、そのクリエイター様はFacebookなどSNSも前向きに活用され、ますます元気に頑張っていらっしゃいます。