価値とデザインのズレ~総合食品卸業様の場合~

とある街の総合食品卸業様にお招きいただき、ホームページ診断をさせていただきました。

当社はこの地で創業100年の食品卸業です。
自社の既存のホームページについて販促効果が感じられず、従前よりホームページの改良について課題となっています。
既存の自社ホームページについて現状分析をしたうえで、問題点・改善すべき点についてのアドバイスをいただけないでしょうか。

というご相談でした。いわゆる「ホームページ診断」をはじめとする、Webコンサルティングになります。

ホームページの構築や運営は経営「戦術」のひとつであり、経営「戦略」に沿ったものであるべきだと思います。

この総合食品卸業様は100年の歴史を持つ大手卸売業ですが、既存のホームページにおいては特段の”戦略”が見てとれず、まずはその方向性を確認することからご助言をはじめさせていただきました。

ご支援前に強く感じたのは、現状のポテンシャル・企業の規模感・商品の品質などを考えた時、今のホームページではそれがまったく伝わっていない、ということでした。

内容もさることながら、そのデザインがとても簡素で、また手作り感が溢れていました。
簡素で手作りのホームページがいけないのではなく、そのデザインが「高品質商品を扱う老舗卸売業」のホームページにはマッチしていないことが問題なのだと思います。

まさに「価値とデザインのズレ」です。じつはホームページコンサルティングをさせていただいていると、この「価値とデザインのズレ」というケースが少なくありません。

この総合食品卸業様のさらなるブランド醸成を考えた場合、ここで大手感あるホームページ(CI含む)の構築・運営に踏み切るのもとても有意義な戦略になるのではないかと考え、そのことをご提案させていただきました。

ホームページにどんなコンテンツを具備すれば「高品質」であることを示せるか、というご質問を頂きましたが、「トーン&マナー(雰囲気)が最も重要である」ことをご助言させていただきました。
一例を挙げれば、「ホワイトスペース(余白)」をふんだんにとったホームページは、大手感、高品質感が感じられるものです。そのことについて事例を挙げながらご説明をさせていただきました。

本件ホームページ診断については、「自社では得られなかった客観的な視点が得られた」ということを喜んでいらっしゃいました。

その後、総務部の社員様が中心となり、ホームページリニューアルを図りました。今でもその高品質の商品が、ますます広まっているご様子です。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●自社のWeb活用の取り組みを客観的に評価してほしいという「Web活用診断」のお引き合いが多いです。
●制作会社ではない、完全中立の立場からご助言します。制作会社選定や見積比較などサポート可能です。
●「わかりやすい説明」についてアドバイスできるのも永友事務所の特徴です。

自社ホームページが「客観的にどう思われるのか」を確認したい経営者様へ

自社目線ではなく、「お客様にきちんと響く」ホームページにしていきませんか?
ホームページコンサルタント永友事務所では、「お客様目線の表現術」「Web活用の全体の最適化」について経営者様へのアドバイス実績が豊富です。
制作会社ではない、中立の立ち位置でしっかりとご助言、サポートをさせていただきます。「ホームページ診断について」とご連絡ください。

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