東京都内の、とある大学発ベンチャー企業様から、このような相談をいただきました。

はじめまして。弊社は大学の特許を活かしBtoC(個人向け)サービスを展開しています。
これまで弊社ホームページにアクセスが1日あたり1~3ヒット程度しかなく、また人づてに、ホームページが殺風景で先を読もうという気が起きないという意見を聞きました。

また、ホームページからの売上はまったくありません。

2年ほど前、SEO対策として、半年ほどある会社にリンクを貼ってもらったことがあったが、中止しています。

このようなご相談でした。

この会社様のサービスを拝見すると、ある意味では非常に画期的で、素晴らしいサービスだと感じました。ただそれが潜在顧客に効果的に伝わっていないことこそが課題であると思いました。

この会社様に出向いて、じっくりとお話をさせていただきました。
大きな話題としては、以下の4つでした。

(1)ホームページ(トップページと、サービス詳細ページ)のレイアウト改善
この会社様のホームページは、典型的な「自社目線」のホームページになっていました。つまり、自社が言いたいことだけを自社の都合で(言いたい順番で)長々と書いてしまうというタイプのホームページです。
これは非常によくないパターンですので、「Webにおけるお客様目線とはどんなものか」というお話からじっくりとさせていただき、レイアウト変更(永友式詳細ページ改善法:APSORAの法則)をご提案させていただきました。

(2)サービス名称の変更
これも「自社目線」の典型ですが、この素晴らしいサービスの名称が、提供価値(サービス内容)と一切関係のない造語であるため、潜在顧客がせっかくホームページにたどり着いても「なんだこれは?」と思われてしまうという懸念がありました。
経営者様はこのネーミングに当然愛着がおありでしたが、「潜在顧客がそれを見てピンと来るかどうか(サービス内容が想起できるか)」という意味では要改善だと思いましたので、その点を指摘させていただきました。

(3)対象者を絞ること
繰り返しになりますが、このサービス自体は非常に画期的で、素晴らしいサービスです。しかし、「誰がどんな得をするのか(誰にどんなベネフィットがあるのか)?」が分からないため、誰も振り向いてくれないということが問題なのです。
このこと(対象者を絞って訴求すること)について、その必要性から、じっくりとお話しさせていただきました。
その結果、極めてニッチではありますが「ある特定の状況のビジネスパーソン」にとって極めて有用なサービスであることが再確認でき、経営者様ご自身がそのこと(いま改めてターゲットを再認識できたこと)に驚いていました。

(4)ブログ及びFacebookページの開設
これはツール活用のお話になりますが、「ある特定の状況のビジネスパーソン」にとって極めて有用なサービスという点を踏まえて、「検索対応(ニーズが顕在化しているユーザーと出会う施策として)のブログ」と「SNS対応(ニーズが顕在化していないユーザーと出会う施策)のFacebookページ」について、その開設や運用について、わかりやすくお話をさせていただきました。

永友事務所が提供するのは狭義には「ホームページコンサルティング」なのですが、実際にはこのように「対顧客コミュニケーション(いわゆるお客様目線のPRのしかた)」について討議することが多いです。コンサルティングが終わった後に、経営者様が晴れやかな表情をされることが多くなっています。「モヤモヤしていた厚い雲から光が差してきた」などという感想をいただくことも多いです。
これからも、中小企業様経営者様の取り組みに寄り添っていきたいと思います。

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